リドスプレー（ビゴラスプレー）
リドカインは多くの早漏防止スプレーの主要成分である他、医療用の局所麻酔薬としても世界中で使用されています。ビゴラスプレーはそのリドカインを配合した早漏防止スプレーであり、感覚の伝達をおさえることで早漏防止効果を発揮します。
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リドスプレーの概要
リドスプレーは噴霧タイプ（スプレータイプ）の早漏防止薬になります。
ドイツに居を構える製薬会社である「ウォルターリッター社」により開発された製品になります。
ペニスの敏感な部分へと噴霧することによって、鋭くなりすぎている部分の感覚を麻痺させ、射精までの時間を延ばすことに期待できます。
リドスプレーの効果について
リドスプレーの有効成分である「リドカイン」は、神経繊維にある「ナトリウムチャネル」へと結び付き、ナトリウムが透過されるのを阻む働きをします。
それによって、「活動電位」が起こるのを抑制して、神経の伝達がシャットアウトされます。これにより所謂、局部が麻酔する作用となります。
リドカインがリドスプレーによってペニスの敏感な部分へと塗布されることによって、陰茎および亀頭部分の神経が鈍麻し、射精に至るまでの時間が引き延ばされることとなりますので、結果として、早漏の悩みが解消されることへとつながります。
早漏の症状の原因として挙げられるのは、性感度が敏感すぎるため、射精に至るまでの時間を自分では調整できないことや、性的な興奮により、アドレナリンが分泌されすぎているといった事柄があります。
リドスプレーの使用方法について
リドスプレーはペニスへと使用するスプレーです。
スプレーを亀頭や陰茎などの敏感な部分へと噴霧すると、およそ10～20分程度で、それらの箇所の感度が鈍ります。感覚が程良く低下したと感じたなら、シャワーなどを使い、薬を洗い流します。これをしておかないと、例えばコンドームを装着していない場合だと、パートナーの性的な感度も低下してしまう可能性につながります。
必要以上に噴霧しすぎてしまったり、ペニス以外の箇所に噴霧すると、痛みを感じたり被れてしまったりする可能性があるので、くれぐれも注意してください。
リドスプレーは噴霧してから、およそ2時間程度は効果が続きます。スプレー1本の用量は、おおむね10回分になりますので覚えておきましょう。身体に合わないという場合もあるので、まず最初は少ない量を試し、10分程度置いて感度を確認しながら、自分にとって最適な量を調整すると良いでしょう。
リドスプレーの副作用について
リドスプレーは目立った副作用が報告されておらず、安全性の高い製品ですが、もしも使用していて肌に違和感を感じたり、何らかの異常を感じた場合は使用を中断し、医師などに相談するようにしましょう。
