デュアックジェネリック(ダラシン+ベンゾイル)
2つの成分が作用しニキビの症状を改善します。顔などにできたニキビに塗布して用いるタイプの外用薬です。
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デュアックの概要
デュアックは、有効成分としてクリンダマイシンリン酸エステル水和物と過酸化ベンゾイルを含む、主に尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療に用いられる塗り薬です。
尋常性ざ瘡(ニキビ)の原因のひとつは、ホルモンバランスの変化による皮脂の過剰分泌であり、それによって毛包内の皮脂が貯留し角化異常が起きます。
さらに、アクネ菌やブドウ球菌などの細菌類が増殖することで、腫れや赤みを帯びた炎症性の皮疹へと進行します。
デュアックの有効成分であるクリンダマイシンリン酸エステル水和物は、アクネ菌など最近の増殖を抑える抗生物質です。
そしてもう一方の過酸化ベンゾイルは、殺菌作用と角質剥離作用を持つ成分です。
これらの2つの成分の作用によって、非炎症性皮疹(白ニキビ・黒ニキビ)が炎症性皮疹(赤ニキビ)に進むのを防ぐ効果が期待できます。
デュアックの効果について
デュアックの適応菌種は、本剤に感性のブドウ球菌属およびアクネ菌であり、それにより尋常性ざ瘡(ニキビ)の症状を改善する効果が期待できます。
デュアックの使用方法
1日1回、洗顔後に患部に適量を塗布します。
刺激が強いと感じる場合には、洗顔後に保湿剤や化粧水を使ってから塗布することが推奨されます。
口腔、眼、口唇、その他の粘膜、刺激および傷のある皮膚には使用しないでください。
もし付着した場合は、すぐに水で洗い流してください。
漂白作用があるため、髪や衣類に付かないように気を付けてください。
12週間使用しても効果が見られなかった場合には、使用を中止して医師に相談してください。
また耐性菌の発現を避けるため必要最小限の期間の使用とし、炎症性皮疹が消えた場合には、他の維持治療を検討するようにしてください。
デュアックの副作用
デュアックの主な副作用としては、皮膚乾燥、皮膚の剥がれ、紅斑、かぶれ、腫れ、刺激感、ヒリヒリ感、かゆみなどが報告されています。
ほとんどの場合軽度で一時的と考えられますが、症状がひどい場合やかえって悪化するような場合には、使用を中止して早めに皮膚科を受診してください。
またごく稀に大腸炎が起こる可能性があります。
激しい腹痛、頻回な下痢、発熱、血液便、下血の症状があった場合は、速やかに医療機関を受診してください。
デュアックの注意事項
デュアックを塗った部位には、できるだけ日光を当てないようにしてください。
日焼けランプや紫外線治療なども避けてください。
妊娠中の方、授乳中の方は医師や薬剤師に相談してから使用するようにしてください。
開封後は冷蔵庫(2℃~8℃程度)で保管してください。