ピル -全ラインナップ-
ピルの概要
ピルは望まない妊娠を防止するための手段として知られていますが、ピルの効果はそれだけではなく、ストレスに晒され続ける現代社会の女性において、数多くのメリットをもたらします。副作用とも呼ばれますが、ピルには生理前の気持ちの苛立ちや生理痛が緩和したり、ニキビが改善したりといった2次的な効果もあります。
ピルは正しく使うことによって、概ね100%の確立で妊娠を防止することができますし、女性が自分の意思で妊娠を防ぐ手段でもあります。
ピルには2種類のホルモンが配合されています。卵胞ホルモンと黄体ホルモンです。この2種類のホルモンが「脳下垂体」へと働きかけて、卵胞の発育および排卵をおさえることができます。それ以外にも子宮内膜に作用して受精卵の着床を妨げたり、「子宮経管粘液」という体液の性質を変化させて精子が入り込みにくくします。子宮経管粘液というのは排卵期になると子宮から分泌されて精子が入り込みやすくするための液です。
続いて「ピルの服用を忘れた場合の対処法」について紹介します。
ピルを1錠飲み忘れたことに気付いた場合は、その分をすぐに飲んで、残りの分は予定通り飲みます。ピルを2錠飲み忘れたことに気付いた場合は、その2錠のうち直近のものをすぐに飲んで、残りの分は予定通り飲みます。ピルは2錠の同時服用は可能ですが、2錠以上同時に飲むことは禁じられています。一度飲み忘れた場合は、新たに7日以上連続して飲み続けるまでは確実に避妊するか、性行為を避けるようにしましょう。確実に避妊を行うか、性交渉を避けるようにしてください。