ピル -全ラインナップ-
低用量ピル使用で招く誤解
低用量ピルを使用していると、異性関係がルーズな人や、性病に対する認識が甘い人。性行為が好きな人。などの誤解を招くことがあります。
確かに、避妊薬として使われることもありますが、それだけが理由ではないと知っていてほしいものです。
子宮内膜症や、月経困難症などの治療にも使われていますし、スポーツ選手などは、月経周期を大会の日程からずらすために使用することもあります。
特に、中学生や高校生が服用していると、性的な意味で蔑む人もいて、低用量ピルだとわからないようなカバーをつけて対処している人もいるようです。
避妊薬としての使用だけではないと知っている人でも、低用量ピルは将来妊娠しにくい体になるや、太りやすくなるなど、ご認識している人もいます。
過去の低用量ピルにはそのような副作用があったのかもしれませんが、現在、日本で承認されている低用量ピルに、そのような副作用は見つかっていません。
低用量ピルについては、いまだ理解が得られていないことが多いですが、正しい知識で、正しい使用ができるようになってほしいものです。