アフターピル（アイピル）
アイピルは世界で広く使用されている緊急避妊薬で、アフターピルと呼ばれています。有効成分である合成黄体ホルモンが受精卵着床を邪魔する働きをするため、性交後72時間以内に服用することで効果を発揮します。
アフターピルはいつ服用すればいい？
避妊するのを忘れてしまったとか避妊に失敗したという時に利用したいのが、緊急避妊薬とも呼ばれているアフターピルです。アフターピルには女性ホルモンの一種である黄体ホルモンが配合されており、性行為を行なってから72時間以内に服用することで高い確率で妊娠を防ぐことができます。
アフターピルには排卵を遅らせたり、受精卵が子宮に着床しにくくする働きがあります。早く服用する方が避妊効果は高く、24時間以内に服用すると約99％の避妊効果が得られます。48時間以内だと約98％、72時間以内だと97％と少しずつ効果は低くなっていきます。そのため避妊に失敗した時には、早めに産婦人科やレディースクリニックをなどの医療機関を受診してアフターピルを処方してもらうことが大切です。72時間を超えてアフターピルを服用した場合でも、避妊効果がゼロになるわけではありません。ただし、72時間から120時間程度経過した場合だと避妊率は約60％程度まで下がってしまいます。
